福島の青果業界の現況

理事長 佐藤敏雄の写真 3月11日から早くも9ヶ月が経とうとしております。 これまで当市場は、県北地方の農産物の卸売拠点として県内は元より全国からの集荷販売をしてきました。

 ところが放射能汚染による出荷停止・制限等で売上の減少を余儀なくされ、従って粗利の減少で苦しんでいるところであります。

 加えて風評被害も重なり経営環境の悪化を危惧しております。  そんな中、消費者の皆様に安全・安心を伝えるべく市場内にパネル展示・ホームページの開設等、市場協会一丸となって取り組んでいるところです。

 今後は、市を始め県の行政の方々と更なる連携を強化し、当市場取り扱い農水産物の安全安心は元より、風評被害払拭に努め広く消費者の皆様方に情報の発信をしていかなければならないと考えております。

平成23年12月1日