通常総会を終えて~持続可能な市場を創る 

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  去る5月30日に令和元年度通常総会を開催しました。提出いたしました令和元年度の事業計画及び予算案等、全議案が満場一致で承認されました。 

 今年度は今後の市場の在り方を左右する極めて重要な一年となります。 

 

 まず、来年6月に施行される改正卸売市場法に基づく本市場の独自性を活かすための取引ルールづくりと並行して、開場から47年を迎える老朽化した市場の再整備について開設者である福島市とともに早期の具現化をめざしてまいります。

 

  併せて、今年度は福島市が平成30年度から5カ年を計画期間として策定された『福島市公設卸売市場経営展望』の2年目であり、計画に位置づけた事業や数値目標の達成に向け着実な取り組が求められています。 

 

 また、将来にわたり持続可能な市場づくりを推進するため、市場協会の組織見直しを含めた新たな組織体制づくりに着手してまいります。 

  このように、今、待ったなしの取り組むべき課題が山積しています。 

 

 将来にわたり、市民・消費者の台所を、そして、豊かで潤いのある生活を守り、育み、皆さんの期待に応え得る「夢と誇りと活気ある市場づくり」について、総会にあたり改めてその意を強くしたところであります。 

 

 青果部・水産物部・花き部の三部が一体となって、叡智を結集し、スピード感を持って、果敢に取り組んでまいりたいと考えております。

 

                             令和元年6月18日