「ずっと安全・安心・新鮮!!集荷・販売力向上を実現する福島市場」を目指して 

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    令和2年 令和に改まり最初の新年を迎えました。年頭にあたりこの一年が皆々様にとりまして希望に満ち、幸多き年となりますよう祈念いたします。

 

 今年は子年です。子は本来「孳」(し:「ふえる」の意味)という字で、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているといわれています。また、十二支の1番目に「子」がきているように、新しい物事や運気のサイクルの始まる年になると考えられています。 

 

 さて、新しい物事のサイクルの始まる年という意味では、全国一律の取引ルールを撤廃し、共通ルールを遵守したうえで、各市場が発展できるよう、「自主的な取組み」が求められる、改正卸売市場法が本年6月21日に施行されます。各地の中央・地方卸売市場においては規制緩和を含めた独自のルールづくりが終盤を迎えておりますが、本市場としても、この法改正を市場活性化の契機と捉え、独自的かつ積極的な取組みを進めてまいります。 

 

 また、開場から48年目を迎え、老朽化した施設の中でも耐震性の安全面と脱フロン化等の環境面から冷蔵庫棟の整備が急務となっています。現在、福島市におきましては、新冷蔵庫棟整備に向け民間活力導入可能性調査を実施しており、令和元年度内にその結果がまとまりますことから、今年は市場再整備に向けた本格的な始動の年となるものと期待しております。 

 

 私たちは、指定管理者として市場開設者である市から受託した管理業務を今後とも着実に実行していくとともに、「時代の変化」を的確に捉え「攻めの姿勢」で市場の使命である市民・消費者の台所を、そして、本市場の将来ビジョン「ずっと安全・安心・新鮮!!集荷・販売力向上を実現する福島市場」を着実に達成するため、青果部・水産物部・花き部が一丸となり取り組んでまいります。  

 

                               令和2年1月1日