卸売市場再整備に係る要望書を市長へ

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令和2年11月26日(木)に卸売市場の再整備について、市場協会の石本朗会長以下6名で木幡浩福島市長へ要望書を提出してきました。

開場から48年が経過した卸売市場施設・設備は老朽化が進み、加えてコールドチェーンシステムやHACCP(ハサップ)等への対応強化が求められるなど市場再整備は待ったなしの状態にあります。

これまでにも再整備検討がされた経過がありますが、スピードアップが図られる必要があることから、次の内容で要望してきました。

1 現冷蔵庫棟の耐震補強工事は、全体整備に先立ち早急に進めていただきたい

2 現在想定している再整備の素案を示していただきたい

3 これまでの経緯と昨今の厳しい市場事業経営状況に鑑み、新たに整備する施設の使用料については、現在の使用料と同等なものにしていただきたい

4 これまでの各種調査の成果を活かし再整備までの期間を最長5年までに短縮を図っていただきたい

5 先ずは令和3年度当初予算において市場再整備に係る事業者の募集・選定・基本計画策定費を計上していただきたい

6 基本計画策定にあたっては、外部有識者並びに場内事業者の意見を十分反映させていただきたい

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市長からは、

1 耐震にしても再整備の方向性についても来年度予算で検討していく

2 再整備には知恵を絞って、市場運営全体に収益事業的要素を取り入れて その収益で全体のコストを賄っていき、皆さんの負担を小さくしたうえで事業を継続していただければと考える

3 市場の皆さんとキャッチボールをしながら声を取り入れて検討していく

4.この問題への対応時期が来ていると理解しているので方向性を出していく

との言葉をいただきました。

  コロナ禍のなかではありますが、早急で円滑な再整備が望まれます。