新たな市場づくりに向かって ~ 取組を加速化していきます

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 新年あけましておめでとうございます。

 福島市公設地方卸売市場は、昨年10月に開設50周年を迎えました。その中で、コロナ禍において休止としていた「わくわく市場まつり」を3年ぶりに復活開催させるとともに、翌11月には開設50周年祝賀会を開催し、木幡市長及び真田市議会議長などのご来賓の皆様と、場内事業者、関連事業者とともに、互いに50周年を祝い、親睦を深めてまいりました。

 さて、本年の干支は、「癸卯(みずのとう)」です。「癸(みずのと)」とは、物事(生命)の終わりとはじまりを表し、次の新たな生命が成長し始めている状態を意味しています。

 一方「卯」は、まさにうさぎのように跳ね上がるということから、大きな飛躍・向上という意味があります。

 よって私は、本年はこれまでの努力が実を結び、勢いよく成長し、飛躍する1年にしたいと考えております。

 当市場においては、開設から現在までに、度重なる震災、・風水害等の自然災害、ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮問題など不安定な国際情勢、市場経営に大きく関わる食料需要や流通形態の変化、また市場施設の老朽化の進行、さらには新型コロナウイルス感染症の蔓延など、市場を取り巻く多様な事象への対応が、課題として山積しています。

 しかしながら、われわれはこの癸卯年を、50年余の経験を糧に、幾多の課題に対応し得る新たな市場づくりに向かって突き進む、飛躍の年としたいと考えております。

 当市場では、本年春を目標に市場の再整備に向けた基本計画や、それらを踏まえた今後10年間の経営戦略の策定作業が進んでおります。そのようなことから、本年は新たな福島市公設地方卸売市場の整備に向けて、青果部・水産物部・花き部が一丸となって、取組を加速化していきたいと思っています。

 最後に、この一年が皆様にとりまして希望にあふれ輝ける年になりますよう、心より祈念致しまして、新年を迎えての、私からのご挨拶とさせていただきます。

 

                               令和5年1月1日