サンマ(秋刀魚)

サンマの写真

 一年魚で40センチメートル程度になります。夏にはオホーツク海を、冬には沖縄近辺を大群で回遊しています。秋になると産卵のために本州の太平洋岸を南下してきます。8月頃から千島列島沖を南下し始め、親潮に乗って9月から10月に三陸沖を通過、11月には銚子沖に達します。この間に動物性のプランクトンを食べ続け、10月下旬には脂質含有量が20%に達し、いわゆる秋の味覚、 最高に脂ののったサンマになります。福島県から千葉県の銚子沖に達する10月下旬から11月が最も脂ののった旬なのですが、実際の水揚高を見ると北海道で全国の半分以上が漁獲されています。