指定管理業務も順調にスタート!平成26年度の総会を終えて

会長 石本 朗

 5月30日、「一般社団法人福島市公設地方卸売市場協会」と名称を改め、初めての総会を開催し、提出した議案すべてが満場一致で可決承認されました。

 公設地方卸売市場への転換、そして同時に、市場協会が指定管理者として市場の管理運営にあたるという大きな変革の年のスタートです。

 特に、平成26年度は指定管理者として事務局体制を強化し、原発事故から3年が経過しても依然として根強い風評被害への対応、世界一安全・安心な市場づくりと食等の確保、また、こうした市場の取組みや思いをより多くの市民・消費者の皆さんに伝えていくことを大切にして参ります。
 消費者対策では、市場開放事業として新たに「市場の土曜感謝市」を年3回開催するとともに、高等教育機関と連携した消費拡大事業も進めて参ります。
また、市場活性化対策では場内社員・職員の意見・提案(表彰制度あり)による事業化等を進めて参ります。
 さらに、開場42年目となり施設設備の老朽化が進んでいることから、指定管理者の視点で長寿命化に向けた計画的な対策を練るとともに、先の震災を教訓として、環境負荷の低減や再生可能エネルギーの導入も視野に「災害等に強い新たな市場整備」についても検討を進めていくこととします。
 私たちは、今後も卸売市場の使命である市民・消費者の台所を、そして、豊かで潤いのある生活を、自信と誇りを持ってしっかりと守って参ります。
 なお、第2回「市場の土曜感謝市」は、6月28日(土)午前11時から午後2時までとし、旬な食材等と取り揃えお待ちしております。併せて市場パネル展も実施中です。是非ご来場ください。

 

平成26年6月5日