さらに、活気あふれる市場に

 明けましておめでとうございます。nouseibu_wakatuki

 福島市では、放射能災害から市民の命と健康を守ることを最優先課題と位置付け、住宅除染や健康管理体制の充実を進めて参りました。住宅除染は、計画を前倒しして平成27年12月末を完了目標とし、安心して生活できる環境づくりをより一層加速化して参ります。 

また、県都・福島市の未来を拓くまちづくりについても、スイーツコンテストによるくだものPR、民家園や宮畑遺跡の観光資源としての活用や、女性の声を政策に反映できる仕組みづくりなどを進めてきました。

本年は、人口減少・少子高齢化対策として、企業誘致による雇用創出、大規模な会議等の誘致による交流人口拡大、福島駅新東西自由通路の検討などによるにぎわい創出、さらには子育て支援の推進など、将来展望を見据えた行政運営を進め、「みんなが誇れる県都ふくしま」の具現化につなげて参ります。

卸売市場におきましては、「効率的な運営ができる市場」「安全安心で機能的な市場」「市民に親しまれる市場」を目指して、昨年4月、中央卸売市場から地方卸売市場への転換と指定管理者制度の導入を同時に実施し、新たなスタートを切りました。

本年も、この体制を土台に、卸売市場の使命である、安全・安心・新鮮な青果物・水産物・花きの安定的な供給を着実に遂行していきます。

そして、指定管理者である市場協会のノウハウを生かした利用者サービスの向上や、市場まつり・市場見学会・土曜感謝市の開催など、より一層、活気にあふれ、市民の皆様に親しまれる市場となるよう、市場関係者と力を合わせて取り組んで参りますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

結びに、この一年が、皆様にとりまして、希望に満ち、幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

                                                                                                              平成27年1月1日