次の5カ年の羅針盤!!~第2次中期ビジョン策定

橋本稔氏の写真 平成24年12月、大震災と原発事故の影響が長期に及ぶことを考え、場内事業者が一丸となって取り組む「市場協会中期ビジョン」を策定しました。

 あれから5年、地方市場への転換、併せて指定管理者制度の導入、そして、協会が指定管理者として市場の管理運営を担い3年、さらには「市場の土曜感謝市」や「市場パネル展」の開催など風評払拭や消費拡大に向けた活性化事業も展開してきました。

 このビジョンに基づき、毎年度、実績・評価を行いながら着実に実施してきた成果と考えます。しかし、風評払拭や復興再生にはまだまだ時間がかかります。開設者である福島市の取扱数値目標には及びません。

 そうした中、本年3月末で第1期5カ年の計画期間が終了することから、昨年から第2次版の策定に取り組んできました。

 第1次同様に、今後5年先の市場のあるべき姿を描くことから始め、そのために実施する実践項目や数値目標等を定め、去る3月24日に機関決定をしました。

 中々先を見通せない中ですが、策定にあたり場内社員・職員から335件の意見や提案がありました。前回5年前は188件でしたので、この5カ年継続してきた問題解決能力や提案力の向上に向けた取り組みの大きな成果であると考えています。

 更なる復興・創生に向け、次の5カ年も「夢と誇りと活気ある市場づくり」に邁進してまいります。

平成29年3月25日