「活気ある市場づくり」を目指して  

石本朗の写真

  平成30年の新たな年を迎えました。年頭にあたりこの一年が皆々様にとりまして希望に満ち、幸多き年となりますよう祈念いたします。

 さて、年が改まりましたが、国においては、規制改革推進会議などの提言を受け、卸売市場政策について卸売市場法の廃止を含めた抜本的見直しの議論が進んできており、流通界においても大幅な転換期を迎えつつあります。

  いずれにしても市場関係事業者は、改めて顧客の皆様に役に立つ事業者として日々検討努力し、新たな視点での事業展開を模索していかなければならない時代になってきています。

  本市場においては、国の「第10次卸売市場整備基本方針」や県の「第9次福島県卸売市場整備計画」のもと、平成30年から5年間の指針となる「福島市公設地方卸売市場経営展望」が策定されたことから、そこに示された目標を着実に達成するため一丸となり取り組んでまいります。

  また、指定管理者として市場開設者である市から受託した管理業務を今後とも着実に実行していくとともに、風評払拭を含めた市場活性化事業に積極的に取り組み信頼される市場としていきます。

  平成30年戌年、私たちは「時代の変化」を的確に捉え「攻めの姿勢」で市場の使命である市民・消費者の台所を、そして豊かで潤いのある生活を支える基幹施設として「活気あふれる市場づくり」に取り組んでまいります。  

                              平成30年1月1日