これからも安全・安心な魚を販売

長沢明氏の写真

 我々小売店は、物流の末端である消費者の方と直接顔を合わせる立場にあります。お客様のご要望に合わせ調理を含め、よりおいしく食べて頂くための方法とか、その折々の旬に合わせた一言も付け加えながらソフト面も販売しています。

 昨年の震災、原発事故により、県内の漁港では操業中止となり、例年なら福島県産の新鮮な魚を店先に並べることができていましたが、そのおいしい地元産が販売できないのがとても残念です。 そのような中、私たちとしましては卸さんに積極的に他県から幅広く集荷をしていただくよう要望し、今まであまり食べることができなかった珍しい魚も店頭に並べられるようになりました。

 安全基準と言われる数値が厳しくなった中で、産地や市場内でも放射能検査を行い、市場に入ってくる魚は安全な物を販売していますが、私たち小売店でも積極的に放射能検査を行い、安全・安心を最優先して消費者に提供できるようよう、あらゆる方法で取り組んでいます。

 市場を流通して店に届いた新鮮な魚介類を販売するにあたり、お客様の期待と信頼に応えられるように、これからも取り組んで行きますのでよろしくお願いします。

平成24年5月14日