初せり式で今年もスタート!

1月5日(月)、青果部、水産部、花き部の3部門同時に平成27年初せり式が開催されました。小林香市長をはじめ、関係者よりあいさつをいただきました。初せり式終了後、威勢のよい声とともに、初せりが行われ、次々と品物が競り落とされていきました。

本年も、宜しくお願いいたします。

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「変化」には「攻め」の姿勢で!!

会長 石本 朗

 

平成27年の新たな年を迎えました。年頭にあたりこの一年が皆々様にとりまして希望に満ち、幸多き年となりますよう祈念いたします。

さて、昨年末は衆議院議員総選挙があり、税制・経済政策だけではなく、人口減少・少子高齢社会の進行、年金・医療等、この国の将来を見据えた様々な課題を考える良い機会でした。いずれも市場の将来のあり方に直結する切り離せない問題です。

 国においては第10次卸売市場整備基本方針策定に向けた検討がなされております。私達としては、先の東日本大震災、そして今もって苦しめられている福島原発事故の影響を教訓とし、社会インフラとしての市場の存在意義、それを守っていくシステムや制度等をしっかり議論して欲しいと願うものであります。中央と地方の格差は中央市場と地方市場の格差でもあります。地方が元気になっていく施策や事業、支援策が求められています。

当市場は、昨年4月1日に公設地方卸売市場へ自ら転換し、同時に指定管理者として市場の管理運営も担っています。これまで、市のプラン、市場協会のビジョンに基づく「市民に親しまれる市場」、「世界一安全・安心な市場づくり」をめざし、新たに「市場の土曜感謝市」の開催や「市場パネル展」の実施など、開放事業にも力を入れてまいりました。

また、市場再整備のあり方についての議論も重ねてきました。

平成27年未年、私達は「時代の変化」を的確にとらえ、「攻めの姿勢」で様々な課題にスピード感持って取り組んでいくことを第一に、市場の使命である市民・消費者の台所を、そして、豊かで潤いのある生活を、自信と誇りを持ってしっかりと守ってまいります。

 

                                                                                                             平成27年1月1日 

さらに、活気あふれる市場に

 明けましておめでとうございます。nouseibu_wakatuki

 福島市では、放射能災害から市民の命と健康を守ることを最優先課題と位置付け、住宅除染や健康管理体制の充実を進めて参りました。住宅除染は、計画を前倒しして平成27年12月末を完了目標とし、安心して生活できる環境づくりをより一層加速化して参ります。 

また、県都・福島市の未来を拓くまちづくりについても、スイーツコンテストによるくだものPR、民家園や宮畑遺跡の観光資源としての活用や、女性の声を政策に反映できる仕組みづくりなどを進めてきました。

本年は、人口減少・少子高齢化対策として、企業誘致による雇用創出、大規模な会議等の誘致による交流人口拡大、福島駅新東西自由通路の検討などによるにぎわい創出、さらには子育て支援の推進など、将来展望を見据えた行政運営を進め、「みんなが誇れる県都ふくしま」の具現化につなげて参ります。

卸売市場におきましては、「効率的な運営ができる市場」「安全安心で機能的な市場」「市民に親しまれる市場」を目指して、昨年4月、中央卸売市場から地方卸売市場への転換と指定管理者制度の導入を同時に実施し、新たなスタートを切りました。

本年も、この体制を土台に、卸売市場の使命である、安全・安心・新鮮な青果物・水産物・花きの安定的な供給を着実に遂行していきます。

そして、指定管理者である市場協会のノウハウを生かした利用者サービスの向上や、市場まつり・市場見学会・土曜感謝市の開催など、より一層、活気にあふれ、市民の皆様に親しまれる市場となるよう、市場関係者と力を合わせて取り組んで参りますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

結びに、この一年が、皆様にとりまして、希望に満ち、幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

                                                                                                              平成27年1月1日