9~11月に川に上るため主に東北・北海道沿岸に寄ってきたものを秋鮭 と呼び、5~7月頃にとれるものを季節外れというような意味で 時鮭(トキシラズ・時不知)といいます。
必須アミノ酸を多く含む良質のタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルが豊富です。 とくに生鮭には、免疫力を高めたり粘膜や皮膚の健康によいビタミンA、血行を良くする 働きがあるビタミンEやナイアシンが多く含まれていて、寒くなる季節に最適。 また、鮭にはビタミンB群も豊富で、食欲の消化促進、口内炎、肌荒れ、貧血などの 予防にも役立ちます。
月別アーカイブ: 9月 2011
わくわく市場まつり実施要領
主旨
この度の東日本大震災からの復旧・復興を食を通して応援するため、福島市中央卸売市場の持つ施設を有効活用し、取扱商品の展示即売やイベント等を通じて市場流通品の「安全・安心」をPRするとともに、生鮮食料品等の消費拡大を図る目的で市場まつりを開催する。
主催
福島市中央卸売市場まつり運営委員会
日時
平成23年10月16日(日)午前8時~正午
場所
福島市中央卸売市場内
事業
- 青果、水産、花卉、関連店舗取扱商品の即売
- おまつり広場の運営
- ユナイテッドFCコーナー
- 法人会コーナー
- 鎌田小学校鼓笛隊
- その他
※詳細については、後日追記します。
簡単アップルパイ
久家雅子の簡単クッキング
材料
- リンゴ…2個
- 冷凍パイシート…2枚
- 砂糖…大 2
- グラニュー糖…大 2
作り方
- リンゴを8等分に皮を剥いたら、横に8ミリ位にカットして、耐熱皿にいれたら、砂糖を全体に絡め、レンジで5分位かけ、様子を見ながら柔らかくなるまで加熱する。
- パイシートの1枚を6等分したら、アルミカップに入れ、1.のリンゴを乗せ、グラニュー糖を振りかける。
- 190度に予熱したオーブンで12分位焼く 。
いかの味噌バター炒め
久家雅子の簡単クッキング
材料
- いか…1パイ
- オリーブ油…大2
- なす…4本
- バター…15g
- ピーマン…4個
- 味噌…大1
- みりん…大1と1/2
- 醤油…大1/2
作り方
- いかのわたを取り、足を適当に切り、胴も輪切りにする。
- なす、ピーマンを乱切りにする。
- フライパンに油を入れ、なすを中火で炒める。火が通ったらピーマンも入れしんなりしたら、一度取り出す。
- フライパンにバターを入れたらいかを炒め、火が通ったら調味料を入れ、3.の野菜を入れ、全体に絡める。
鮭ごはん
久家雅子の簡単クッキング
材料(4人分)
- 生鮭切り身…2切れ
- 水…250cc
- お米…2合
- 醤油…50cc
- みりん…50cc
- 酒…50cc
- 枝豆…適量
- さとう…大 1と1/2
作り方
- 調味液を作り火にかけ、沸騰したら鮭を入れ、中火にして煮る。(10分位)
- 研いだお米に1.の煮汁を入れ、水加減を調整して、味を整え炊く。
- 2.のご飯が炊きあがったら、1.の鮭をほぐして混ぜる。盛り付け、枝豆を散らす。
菊(キク)[大菊]
キク科の多年草植物で、花屋さんで見られるものは品種改良された園芸種です。 開花時期は、秋の花ですので短日性植物です。ビニールハウスでの電照栽培で周年出荷されています。
花色は、白色が主ですが黄色、赤色やピンク色等もあります。 主要産地は地元福島県の他、愛知県・静岡県・青森県などから出荷されています。
リンゴ(林檎)
リンゴはバラ科リンゴ属の植物、原産地は中央アジアの山岳地帯から 西アジアにかけての寒冷地だといわれています。人類が最初に食べた果物がリンゴ。紀元前6000年頃といわれています。日本で今栽培されているものは、明治時代に始まったものです。現在はなんと、7,500以上の品種が栽培されています。
10月の福島のリンゴの主な品種は「ジョナゴールド」「紅玉」「陽光」などが上げられます。
「ジョナゴールド」は10月上旬から中旬、果肉は硬めでシャリ感があり、酸味と甘みのバランスがよく、“うまい”リンゴです。 「紅玉」も10月上旬から中旬、艶やかな深紅のリンゴ。甘酸っぱいリンゴ本来の味です。 香りもよく、アップルパイ、ジャムなどの加熱調理用にも適しています。 「陽光」は10月中旬から下旬頃。甘さと酸味のバランスが抜群。濃厚な味わい。 日持ちも良く、今や10月の福島のリンゴの代表格といえます。
リンゴは栄養が豊富です。「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」といわれてきました。カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンC、有機酸などが含まれています。リンゴポリフェノールには脂肪の蓄積を抑制する効果があり、プロシアニンなどによる抗酸化作用や老化防止効果も期待されています。
余談ですが昔、握力自慢のプロレスラーが素手でリンゴを握りつぶすシーンを思い出しました。
栄養豊富なリンゴたち、美味しく食べて健康に。身近な果物「リンゴ」。ちょっと手にとって、食べてあげてください。福島のリンゴ。
果樹王国ふくしまを守りたい
モモ・ナシに続きカキ・ブドウ・リンゴへの風評懸念も!
産地市場として、「安全・安心・新鮮~風評被害に負けない!」をテーマに9月1日に開設した市場協会のホームページには多くの反響がありました。今後も分かりやすく、役立つ情報の発信に心がけてまいります。
さて、私たちは「果樹王国ふくしま」の産地市場です。原発災害に伴う風評被害はますます深刻化しております。8月の主力品「モモのあかつき」の市場価格は例年の半分以下でした。東京・神奈川の13卸売市場では平均1キロ当たり195円で昨年同期の55%減で、1キロあたり100円を割れば、生産農家の手取りはゼロだといわれております。ナシも現段階で他県産より安く推移しておりますし、今後のカキ・ブドウ・リンゴなどへの影響も懸念されます。
いま消費者意識は「食品衛生基準法の放射線量暫定基準値内であれば大丈夫」から「未検出でなければ安心できない」と見えます。そうであれば福島県内の産地支援はもとより長年かけて築きあげてきた「果樹王国ふくしま」は崩壊いたします。
これは、果樹だけではなく、野菜ほか本市場が扱う水産、花き、すべてに言えることであります。
これまで、国策として日本の食料自給率向上を食育も含め頑張ってきたところでありますが、風評被害が続けば若者をはじめとする農林水産離れも加速しかねません。国策の根本が崩れてしまいます。原発災害にいつまで苦しめばいいのでしょうか。これまで以上に解決への国の強いリーダーシップを求めたいと思います。
私たちは、産地市場として、まず基準に基づく安全・安心・新鮮な品目の確保に万全を期します。様々な考え方があることは承知のうえです。どうぞ、市民・消費者の皆様には、産地で一生懸命汗を流し働いている生産者の方々を思い購入いただき、いっぱい食べていただき、産地支援・復興のためにご支援いただけますようお願い申し上げます。
いけばな&料理教室開催
去る、8月26日(金)に福島市の働く婦人の家において、いけばな&料理教室を開催しました。
この企画は、市場活性化対策事業の一環として、また震災復興支援事業の一環として「市場から福島を元気にしよう!」をテーマに、市場流通品の消費拡大と市場経由産品のイメージアップを目的に開催したもの。
今回は、避難を余儀なくされている飯舘村の花き生産者ら15名が参加し、心に潤いと安らぎを与える“花”を使ったいけばなと、元気を与える“料理”の2つを実習しました
いけばな
いけばな教室では、講師に池坊福島支部教授の大宮ミエ先生を招いて、「心に安らぎを」・「食卓を飾る花(センターピース)」をテーマにグリーンハートやナデシコを使ったいけばなを体験しました。
料理教室開
料理教室では、福島市内で活躍するクッキングアドバイザーの久家雅子先生を招いて、「ヘルシーで免疫力アップ」をテーマに、「スンドゥブゥ」と「おからのケーキ」を実習しました。
飯舘村は福島でも有数の花き生産地。今回の避難によって花の生産・出荷が出来ないなど、大変な思いをされています。今回の教室開催により、少しでも皆さんの支援に繋がれば幸いです。「がんばれ ふくしま!」
親子市場見学会開催
福島市内の小学4年生とその保護者を対象とした親子市場見学会を、去る8月22日、23日、25日、26日の4日間開催しました。
今回の見学会は、子どもたちの夏休み期間を利用して、実際の取引がどのように行われているのか、市場の活気を体験してもらうとともに、市場の仕組みを理解してもらうことを目的として開催したものです。
見学会の開催時間は、朝6時から8時30分まで行われ、事前に申し込みのあった53家族、延べ150名が参加しました。
水産棟見学
朝6時からの見学に、子どもたちは眠い目をこすりながら集合しましたが、水産棟に並ぶ大きなマグロの列や、セリの活気にビックリ!
青果棟見学
つづく青果棟では、売り場の大きさや数々の青果品にワクワク!青果、水産の各担当者からの説明にみんな聞き入っていました。
朝食会
見学会終了時の朝食会では、準備した新鮮な刺身をみんな美味しそうに食べていました。