「わくわく市場まつり」の新たな取組みについて!

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 平成25年10月27日(日)の市場まつりの実施に向けて、新たな対応が所管部会で決定しました。

 それは、開場時間と販売開始時間の徹底です。

 例年、開場の2時間以上前から車で来場される方がおり、交通混雑への配慮からやむなく入場対応してきた経緯があります。また、そうしたお客様をあまり待たすことができないと一部出店事業者が販売開始時間前に販売してしまうというケースもあり、時間を守って来場される市民のみなさんから苦情がでておりました。

 ルールを守ることの大切さや交通渋滞解消のためにも、市民・消費者の皆様にご理解をいただけるよう周知徹底に努力しようと決まりました。

 ご理解のほどお願い申し上げます。

 なお、開場時間と当日のイベント等(ミニ鉄道や余目一輪車クラブの演技等)の詳細は後日広報いたします。「安全・安心・新鮮」な品揃えをし、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

昨年の市場まつりの様子

水産部青果部花き部

アキサケ(秋鮭)

アキサケ

 9月上旬に北海道全域でサケ定置網の仕掛けが完了となり本格シーズンを迎えてきます。今年は北海道への来遊尾数予想が大不漁だった昨年を3%上回るだけの予想となっており、サケの漁は4年連続の低水準となってしまいそうですので、相場もやや高めになってしまうのではないかと見ています。とはいっても1切れ何百円もするような相場になるわけではなく、比較的手ごろな値段でこれから出回ってくると思います。

 サケは牛肉や豚肉などと比べると低カロリー、低脂肪でヘルシーな食材です。また良質なタンパク質は消化、吸収が良く、子供、病人、高齢者にも最適です。そしてサケで特筆すべきは極めて高い抗酸化力で、サケの身の赤い色の色素であるアスタキサンチンが有害な活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素を除去することは老化やガンを予防することになりますので、生活習慣病予防におすすめの魚です。そんなサケはフライ、鍋物、ステーキなど料理方法も豊富で、秋の芋煮やバーベキューではサケのチャンチャン焼きも定番になっています。

 サケの良品を選ぶポイントは肉がしまって弾力がある、身に透明感がある、皮がきれいな銀色をしているといったところや、切身でパックされている場合はドリップが出ていないものを選ぶと良いと思います。

サンマ(秋刀魚)

サンマ

 秋の味覚といえば、やはり魚ではサンマです。サンマは秋の味覚としてただ美味しいだけでなく、健康に良い栄養がたくさん含まれています。その栄養ですが、まずはEPA、DHAが豊富に含まれています。EPAは血液をサラサラにし、血栓を予防する作用があるので脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病を予防することができます。DHAは脳に良い栄養素として有名ですが、悪玉コレステロールを減らす作用もあります。その他にもカルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンB、良質なタンパク質などを含み、お薬のような魚です。その栄養豊富なサンマは刺身、焼物、煮物、揚げ物とどんな料理方法にも適していて、その用途の広さから、サンマが出始まると他の魚が売れなくなってしまうほどです。サンマと言えばやはり塩焼きなのかもしれませんが、いろんな料理方法で食べてみて欲しいと思います。サンマの選び方としては黒目の回りが透明なもの、背中が青黒く光っているもの、お腹がきれいな銀色で丸く盛り上がっているものなどを基準にして選ぶと良いと思います。肝心なサンマの漁ですが、例年この時期の北海道道東沖に形成されるサンマの漁場が今年は海水温が高い影響からか例年よりもかなり遠い東沖となっており、現在、魚影も薄くまとまった水揚げがなくて相場もかなりの高値相場となってしまっています。しかし水揚げ予想では昨年を上回る水揚げを予想していますので今後、水揚げがまとまり相場が下がってくることを期待したいと思います。