「産みの苦しみ」から見えてくる「未来への希望」!! 

石本朗の写真

  平成29年の新たな年を迎えました。年頭にあたりこの一年が皆々様にとりまして希望に満ち、幸多き年となりますよう祈念いたします。

  年が改まりました。今年は酉年です。酉という字は、古来より「酒」に関する時に用いられ、収穫した作物から酒をつくる、また収穫できる状態である、という意味から「実る」という意味があるとされ、更には「運気やお客もとり込める」など、酉のつく年は「商売繁盛に繋がる」と考えられてきました。

  さて、そういう意味から私共卸売市場にとっての「実る状態」を考えてみますと、まずは国の「第10次卸売市場整備基本方針」が示されたこと、それを受けて福島県が大震災・原発事故で策定できないでいた「第9次福島県卸売市場整備計画」の策定に着手し、これからの本県市場のあり方を議論いただいていることです。

  また、本市場においては、復興は道半ばではありますが、平成26年4月に新たな市場活性化を目指し地方市場に転換し、併せて指定管理者として市場の管理運営はもちろんのこと風評払拭を含めた市場活性化事業に積極的に取り組み、着実に成果を上げてまいりました。

  そして、現在、開設者である福島市と協働で「市場再整備のあり方」について、将来を見据え「世界一安全・安心な市場づくり」を標榜し、様々な視点から検討を行っているところであります。

  本年は、こうした諸々の「物事が頂点まで極まった状態」から「未来への希望を見出す」、市場の将来を左右する一年になると考えております。

  平成29年酉年、私達は「時代の変化」を的確にとらえ、「攻めの姿勢」で市場の使命である市民・消費者の台所を、そして、豊かで潤いのある生活を守り育み、市民・消費者の皆さんの期待に応え得る「活気ある市場づくり」に自信と誇りを持って取り組んでまいります。

 

平成29年1月1日 

「福島市社会福祉基金」への寄附と「福祉みかん」の贈呈

 今年も行いました。

 第33回「わくわく市場まつり」での募金及び模擬せり売上:179,358円

平成27年度より連携している福島学院大学の「のぎく祭」での模擬せり売上:24,650円

今年も沢山の善意204,008円!確かに社会福祉基金へ贈呈して来ました。

昭和57年より毎年行っている、この季節の定番行事。

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 あわせて、福島中央青果卸売株式会社の「福祉みかん」の贈呈式も行いました。

和歌山県産「みかん」約1,200㎏(150箱)を市内の保育所・障がい者施設等に贈りました。

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 今年も残すところ12月28日:花卉部(納市)、

12月30日青果・水産物部(止市)で1年が終了です。

 平成29年も福島市公設地方卸売市場は

「市民に親しまれる市場」「世界一安全・安心な市場づくり」を目指し

社員・職員一同頑張って参ります。