関連事業者の募集について

福島市公設地方卸売市場内で、下表に掲げる業務の事業者(運送業を除く)を募集しています。希望するかたは、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

1福島市公設地方卸売市場第4条に定める取扱品目以外の生鮮食料品等の卸売を行う者、市場の取扱品目の保管、貯蔵及び運搬等を行う者その他市場機能の充実に資するものとして規則で定める業務を営む者(代金精算業、その他市長が必要と認める業務)

2飲食店営業、理容業その他市場の利用者に便益を提供するものとして規則で定める業務を営む者(包装資材類販売、金融業、その他市長が必要と認める業務)

お問い合わせ

一般社団法人福島市公設地方卸売市場協会
〒960-0113 福島市北矢野目字樋越1 電話:024-553-1211

公設地方卸売市場へ転換 新たな活性化目指す!!

会長 石本 朗

 平成26年4月1日、本市場は「福島市公設地方卸売市場」に転換いたしました。そして、市場協会も「福島市公設地方卸売市場協会」と名称を改め、市長から「指定管理者」の指定を受け市場の管理運営を担ってまいります。
 東日本大震災、福島第一原発原子力事故以降、食等の安定供給を担う産地市場でもある本市場は、風評はもとより様々な影響が圧し掛かり3年経過した今もって震災前に戻ることはできません。
 この間、私たちは今後の市場のあり方について、かつてないほど議論を積み重ねてまいりました。結果は「流通形態が様変わりしていく中、原発事故の影響もなかなか見通せない。であれば、従前と同じことをやっていてはダメ、自ら自由度の高い地方卸売市場を選択し、本市場ならではの活性化を目指そう」でした。
 そして、市場協会では、場内の社員・職員の提案に基づく5年先の将来姿を描いた「中期ビジョン(H24.12策定)」を、また、開設者である市も平成29年度を計画期間とする「中期経営プラン(H25.2策定)」を創り上げ、車の両輪として持続可能な「世界一安全・安心な市場づくり」に取り組んでいくことといたしました。
 まず協会は、ビジョン及びプランに基づき市民に開かれ親しまれる市場づくりの一環として「市場パネル展」と「土曜感謝市」を開催いたします。
 放射性物質の食等への影響については、この3年の間に安全・安心の確保に向けた様々な取組みや検証がなされ、客観的データに基づき可視化できるようになりました。多くの市民・消費者の皆様に気軽に市場に入場いただき見て考えていただく機会を提供いたします。また、4月・6月・8月の第4土曜日は正午から2時間を開放し、市場機能を理解いただくとともに「安全・安心・新鮮」な野菜やお魚、花等の展示即売も行います。
 私たちは、地方卸売市場への転換を契機とし市民・消費者サービスに意を用い、これからも市場の使命である市民の台所を、そして、豊かで潤いのある生活を、自信と誇りを持ってしっかりと守ってまいります。

平成26年4月1日 

県知事表彰受賞!地球温暖化防止への取組みが評価!!

賞状の写真 去る2月12日に、平成25年度地球温暖化防止のための「福島議定書」事業表彰式において、事業所版「団体部門賞」を受賞いたしました。
 今回の受賞は、平成20年度から場内事業者が一丸となって省エネルギー活動を推進していることが評価されたものです。市場内において、平成25年実績で昨年対比3.1パーセントの温室効果ガスの削減ができました。
 この受賞を機に、さらに各事業者の参加取組みの拡大と各社員・職員のきめ細やかな省エネルギー活動を展開してまいりたいと思います。

 ※市場協会の中期ビジョン(平成24年から28年)にも位置付けている事業であります。

市場内に新しい食事処 “お福さんのひっぱりうどん” オープン

お福さんのひっぱりうどんの写真 かねてより市場内西関連店舗に準備をしておりました、むろうどん製麺所直営のうどん店“お福さんのひっぱりうどん”が平成26年1月30日(木)にオープンいたしました。
 朝7時から営業している「市場のうどん屋」です。市場朝食セットや市場ランチ、海鮮天丼や海鮮天うどんなど、市場ならではの新鮮でおいしいメニューをたくさんご用意してお待ちしております。市場見学をされた方もご利用いただけますので、ぜひ市場見学にお出かけください。尚、メニューなどの詳細はこちら。

市場朝食の写真
市場朝食 480円
市場ランチの写真
市場ランチ 660円
海鮮天うどんの写真
海鮮天うどん 1,280円
海鮮天丼の写真
海鮮天丼 1,280円

苺(イチゴ)

いちごの写真 いちごの写真 クリスマスの頃店先で多くの苺が見うけられます。 もしかして苺の旬は12月?と思われがちです。
でも苺は春の果物。露地物は5月から6月。ハウス栽培も 2月から4月がもっとも収穫量が増え、旬と言えるでしょう。

 福島県の苺は県内全般で栽培されています。その中でも 県北の伊達地方が主要産地となっています。 県内で生産されている品種は「とちおとめ」が中心。 他に「紅ほっぺ」、福島県オリジナル品種の「ふくあや香(県北地区中心)」 「ふくはる香(県南地区中心)」などもあります。

 苺はビタミンCの宝庫です。中くらいの大きさの苺を5粒から6粒食べれば 1日に必要なビタミン量を十分摂取できいるほどです。 ただし苺はたいへん傷みやすい果物です。鮮度が落ちるとビタミンCも損なわれてしまいます。できるだけその日のうちに食べることをおすすめします。 保存するときは、洗わずにラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れて下さい。

苺の選び方

  1. 光沢があり、赤が鮮やかなもの。
  2. ヘタが青々とみずみずしく、ピンとしているもの。
  3. 粒々がくっきり・はっきりしていて揃っているもの。
  4. ふっくらとして、表面にハリがあるもの。

ちょいと豆知識

 みなさんが果実と思って食べているところは、じつは花托(カタク)の部分です。 種のように表面に付いている小さな粒々が、本当の果実なんです。

 福島の苺は「味の濃さ」で勝負! 日照時間が少ないことで、開花から収穫までに多くの時間をかけて 熟成するためです。 ぜひご賞味下さい。

お福さんのひっぱりうどん

お福さんのひっぱりうどんの写真 福島市卸売市場の敷地内にオープンしたむろうどん製麺所直営のうどん店です。
 朝7時から営業しており、市場朝食セットや市場ランチ、海鮮天丼や海鮮天うどんなど、市場ならではの新鮮でおいしいメニューをたくさんご用意してお待ちしております。市場見学をされた方もご利用いただけますので、ぜひ市場にお出かけください。市場見学のお申し込みの詳細はトップページ内の施設見学をご覧ください。また、メニューなどの詳細はこちらをご覧ください。

概要

店舗情報
営業時間:午前7時から午後2時
営業日
月曜日~土曜日
※水曜日、祝祭日を除く
住所
福島県福島市北矢野目字樋越1(福島市卸売市場の敷地内)
※市場正門を入って左
問い合わせ先
電話:024-563-4997
Webサイト:https://issin1.wixsite.com/ohukusan

メニュー

市場朝食の写真
市場朝食 528円
市場ランチの写真
市場ランチ 726円

話題の健康麺!

いろいろな麺がお楽しみいただけます。

中太麺…ふくしまコンボ麺(牛蒡を粉末にして練りこんだ麺です)
極細麺…つるつる菜っ葉麺(モロヘイヤを練りこんだ麺です)
中太麺…全粒粉ふすまうどん(全粒粉・粒ふすま・煎りふすま 3種合計40パーセント入り)

  • ふくしま ゴンボ麺 880円
  • ぶっかけ うどん 550円
  • ざるうどん (細麺) 550円
  • 釜揚げうどん(中太麺) 550円
  • 鴨うどん(中太麺) 858円
  • カレーうどん(中太麺)858円
  • 海老天うどんセット 1,078円
  • 海老天丼セット 1,078円
  • かき揚げ天丼セット 748円
  • かき揚げうどんセット 748円
  • 海老天 440円 
  • 大盛り 各110円増

高校生が「和食」を学ぶ!

料理をする高校生の写真講師の久家雅子先生の写真料理の写真

 市場協会では、消費者対策事業の一環として年間を通して料理教室等(フラワーアレンジメント教室含む)を開催し、市場経由産品のPR及び消費拡大を図っているとともに、昨今の食に対する関心度の高さから、「安全・安心・新鮮」を基に事業を展開しています。
 今回は食育の観点から、市場に出回る生鮮3品(青果物、水産物、食肉)を利用し、料理を通じて食への関心を高めるとともに食の重要性を再確認し、より良い食生活を送ってもらうことを目的として、1月22日(水)に成蹊高校で料理教室を開催いたしました。
 講師に食育指導士でクッキングアドバイザーの久家雅子先生を迎え、“からだが喜ぶ和食”をテーマに「サバの味噌煮」「ごま和え」「切干大根の煮物」「わかめと豆腐の味噌汁」の4品を作りました。中にはサバや切干大根を調理したことがない生徒もいて、悪戦苦闘しながらもおいしく作れていました。
 最後は、作った料理をみんなで食べて終了となりましたが、和食が苦手な生徒も完食することができ、とても楽しい料理教室となりました。

プリムラポリアンサについて

プリムラポリアンサの写真プリムラポリアンサの写真プリムラポリアンサの写真

 プリムラポリアンサとは、ヨーロッパ原産の園芸品種でサクラソウ科の常緑多年草であります。大きさは草丈12から20センチメートル・横幅は15から20センチメートルで、花は11月から4月頃まで見られます。
 現在出回っているものは園芸品種で豊富な花色とはっきりした花の形、甘い香りもします。日本で交配して誕生した小型でカラフルな品種群のプリムラジュリアンも有ります。
 ポリアンサの育て方と管理は、日当たりと水持ちが良い場所が適地です。乾燥に弱いので鉢植えの場合は水切れを起こさないようにします。肥料切れにも弱いので肥沃な土に元肥えをしっかり施肥すると良いでしょう。
 管理は枯れた花を取り除き、房咲きのものは房の花が半分以上終わったら元の花茎ごと切り取ると次の花が上がり易くなります。
 当市場では、10月から3月まで出回っており、県内の花屋さんなどで売られています。県内での生産者数は15名ほどおり、10万鉢ぐらい出荷されています。

「市場開放事業等のあり方」場内提案表彰!!

 来春の公設地方卸売市場への転換を契機として、消費拡大や市民に親しまれる市場を目指す「市場開放事業等のあり方」について、場内社員・職員から多くの提案が寄せられました。
 その一部ですが、市場まつり等では「販売通路が狭くて暗い」「人件費や労働時間などの労務管理の問題」「収益の観点が欠落」「生産者からの視点が弱い」などの現況課題があげられ、改善策では「取引終了後に市民を対象とする“朝市”の開催(複数回)」「友好都市の物産展や品種別品評会による試食や展示販売」「地産地消を推進する団体や高等教育機関との連携」「場内のイラストや案内図の工夫」「将来を見据えたPFI方式による物販常設ブースの新設」等々、実に様々なアイディアが必要な措置を含め提案されました。
 今後、所管の「総務委員会」において実現に向け更なる検討を進めてまいります。
 なお、表彰者は以下の皆さんです。おめでとうございます。

最優秀賞 (株)福島システム21 高野 和夫 氏
優秀賞 (株)福島丸公 西坂 寿浩 氏
(株)マルセイ 真柴 直史 氏
青果精算(株) 紺野りよ子 氏
東邦銀行北福島支店 阿部 和弘 氏

 

表彰式後の協会三役との意見交換会

表彰式後の協会三役との意見交換会表彰式後の協会三役との意見交換会

“がんばっています” 福島の花

橋本栄市氏の写真

 東京電力福島第一原子力発電所の事故から早くも2年9か月が経過した今も、福島の花卉業界には大きな爪痕が残っています。
 震災以降、全村避難となった飯館村をはじめ夏から秋にかけての重要な産地からの入荷が無くなり、新規の産地を開拓して対応してきましたが、買参人からは「早く飯館の花がほしい」との声が絶えませんでした。
 今年、念願だった飯館村の花卉生産者が避難先で花の栽培を再開、そして出荷。待ちに待った時が来ました。村内での栽培はまだできませんが、避難先においてきれいな花を生産し、出荷していただきました。土も変われば気候も違う避難先での生産には、計り知れない苦労があったと思いますが、これからも協力し、共に花業界の発展に貢献してまいります。
 先日、当市場において『第21回福島県鉢花品評会』が盛大に開催されました。これは、県内の鉢花生産者の生産技術の向上を目的に毎年開催しているもので、今年もシクラメンの部、ポインセチアの部、その他の鉢花の3部門に分け、比較審査によって賞が決定されました。重油、関連資材の高騰など、切り花、鉢花生産者にとって厳しい生産状況の中、高品質の鉢花が156点出品され、なかには東日本大震災によりハウスが流された生産者の出品もあり、少しずつでも復興していることに実感がわいた次第です。東北6県の品評会は仙台で開催されますが、上位入賞者は福島県の生産者が多く、全国的にみても福島県の品質の高さが評価されております。また、昨年より鉢花品評会において『私の一番好きな花』コンテストも同時開催しており、一般の消費者の皆さんに見て頂ける場もありますので、是非来年はご来場いただきたいと思います。
 最後に、福島県内にはたくさんの花生産地があります。各生産者が精魂込めて栽培した花々を、是非ご家庭でも鑑賞して楽しんでいただけるよう、卸会社として頑張っていく所存です。

※年明け1月18日、19日には、華道家元池坊福島支部青年部による震災復興を目指す子供たちの花展「花・遊・友-2014-」がホテル福島グリーンパレスで開催されます。
協会でも花材の提供を含めて応援して参ります。

平成25年12月18日