平成23年度 青果まつり企画

主旨

 この度の東日本大震災からの復旧・復興を食を通して応援するため、「市場から福島を元気にしよう‼」のスローガンのもと、市場の施設を有効活用し、生鮮食料品などの特別販売を行うことで地元農産物の消費拡大(地産地消)と市場経由産品のイメージアップを図る。

日時

平成23年9月11日(日)8時~11時(小雨決行)

場所

福島市中央卸売市場(青果実施場所については、仲卸通路を予定)

事業主体

主催

福島市中央卸売市場協会青果まつり実行委員会

共催

福島中央青果卸売株式会社/福島市場青果卸売協同組合/福島青果商業協同組合/福島市中央卸売市場青果精算株式会社

協賛

株式会社福島丸公/福島市水産物卸協同組合/福島水産物商業協同組合/花卉部/関連事業者組合

後援

福島市

内容

福島市場に於いて旬の青果物(地産地消)、そのほかの即売を行う。
(水産物、関連店舗取扱商品、協賛出店取扱品など)

  • 卸・仲卸による青果物(野菜・果物など)の展示、即売、試食など
  • 青果組合員による販売
  • 水産関係の即売
  • 市場関連店舗による販売コーナー
  • 市場関係業者による協賛出店

イベント

  • 霊山太鼓の実演
  • 芋煮(チャリティ:200食)

宣伝

  1. 正門看板
  2. 新聞、テレビ
  3. 市政だより
  4. チラシ(各小売店・学習センター)
  5. その他

産地市場として

安全・安心・新鮮~風評被害に負けない!

 

会長 石本 朗

 東日本大震災から間もなく半年になろうとしていますが、現在も原子力災害は続いており、被災された皆様、また、不安な生活を送っている皆様とともに、一日も早い原発事故の収束と震災からの復旧・復興を願うものであります。

 さて、市場においても原発災害の影響は顕著であります。厳正なる放射線量のチェックに基づく安全・安心な品目を提供しているにもかかわらず、本県の主力品目である果樹取扱の落ち込みや単価の下落、福島県沖の漁の自粛、カツオなど鮮魚の他県への水揚げ、さらに、花きでは計画的避難区域である飯舘村の入荷量の大幅な減少など、風評被害は実害となり、今後ますます深刻化するものと考えます。
 しかし、私たちは、卸売市場の使命である市民・消費者の台所を、そして生活を守ることを第一義に、仕入れ、集荷等いまだ大変な状況にありますが、品目の安定的な確保と供給に全力をあげて取り組んでおります。

 また、産地市場として、被災地復興のためにできること、それは、まず基準に基づく安全・安心な品目の確保に万全を期すこと、そして何よりも消費者の皆様に、産地で一生懸命汗を流し働いている方々を思い購入していただくこと、それが支援につながることを伝えていくことも大切な仕事です。

 そんな思いから、このたび市場の動きや産地への思い、そして、消費者の皆様に知って欲しい情報などを提供する市場協会のホームページを立上げました。

 私たちは、引き続き生鮮食料品、生花等の安定供給を通して震災復興に寄与してまいります。

平成23年9月1日

朝市まつりを開催

7月3日(日)朝市まつりを開催しました

 7月3日(日)午前7時から10時まで、福島市中央卸売市場の敷地内で、朝市まつりを開催しました。
 東京電力福島第一原発事故の風評被害の克服を、食を通じて応援することをテーマとしました。新鮮な青果物、水産物、花きを格安で販売し、県産品の安全性をアピールするブースも設置。たくさんのお客様が来場してくださいました。

山木屋太鼓

朝市山木屋太鼓の写真 当日は、太鼓の日本一に輝いた山木屋太鼓による勇壮な演奏も披露され、来場者を魅了していました。山木屋地区は、現在も原発事故の影響で計画的避難を余儀なくされており、練習も満足に出来ない状況での披露とのことでしたが、さすが「日本一」。素晴らしい太鼓の音色に、来場者はもとより、市場関係者全員が元気をもらいました。

青果販売

朝市青果の写真 仲卸通路を使った即売が行われ、新鮮なサクランボなどの青果物を前に、来場者は市場ならではの雰囲気の中、掛け合いしながらの購入を楽しんでいるようでした。

水産物販売

水産の写真 イカやタコ、生ウニや生アジのほかシジミなど、新鮮な魚介類が並ぶ水産ブースの前は、終日大勢の人で賑わっていました。
 また、例年好評のマグロの解体実演販売コーナーでは、開始と同時に人だかりができ、大盛況となっていました。

花き販売

朝市花きの写真 バラやヒマワリなど色とりどりの花が用意され、あちらこちらで威勢の良い掛け声とともに、多くを買い求める姿が見られました。
 その他、特設ブースではいけばなの体験コーナーも実施しました。