ナシ(梨)

梨の写真

 ナシはバラ科ナシ属の植物、原産地は中国です。日本では弥生時代に栽培が始まったといわれ、「日本書記」にも記述があります。

 福島のナシ栽培の歴史は明治19年秋、笹木野村萱場に鴫原作蔵さんが萱場原の荒れ果てた土地に早生赤種のナシ50本を初めて植栽さました。当時は養蚕業が全盛、まわりからは笑いものになったそうです。現在の萱場地区は一か所でまとまった栽培面積では日本一といわれています。

 和なしの主な品種としては「幸水」「豊水」「二十世紀」などが上げられます。「幸水」は9月初旬から中旬、果肉は緻密で多汁、甘みが強く品質・食味は極めて良好です。「豊水」は9月中旬から10月上旬、果肉は緻密で多汁、酸味は少しあるが甘みも強く食味は濃厚です。和ナシの極上品です。「二十世紀」9月下旬から10月中旬、青なしの代表格。歯ざわりと果汁たっぷりの甘い果肉が特徴です。

ナシの果肉にはリグニン、ペントザンの成分からできた石細胞があり、これがシャリシャリとした食感を生んでいます。大半が水分です。しかしたっぷりと含まれる果糖に疲労回復効果、ソルビトールには便通を整える効果があります。

 福島県の和なしの収穫量は全国第4位。美味しい・みずみずしい福島のナシ、ぜひ、ご賞味ください。

サンマ(秋刀魚)

サンマの写真

 一年魚で40センチメートル程度になります。夏にはオホーツク海を、冬には沖縄近辺を大群で回遊しています。秋になると産卵のために本州の太平洋岸を南下してきます。8月頃から千島列島沖を南下し始め、親潮に乗って9月から10月に三陸沖を通過、11月には銚子沖に達します。この間に動物性のプランクトンを食べ続け、10月下旬には脂質含有量が20%に達し、いわゆる秋の味覚、 最高に脂ののったサンマになります。福島県から千葉県の銚子沖に達する10月下旬から11月が最も脂ののった旬なのですが、実際の水揚高を見ると北海道で全国の半分以上が漁獲されています。

リンドウ(竜胆)

リンドウの写真

 リンドウ科の多年生で、花屋さんで見られるものは品種改良された園芸用の品種です。茎は固く直立しており、高さは30センチメートルから1メートルを超えるものまであります。開花時期は6月から10月ころまでで、花の色は紫色が主ですが、白色やピンク色もあります。また、鉢物の形で出荷される品種もあります。本市場への入荷は、7月から10月までで、主要な産地は地元福島県の他、岩手県・山形県・長野県から出荷されています。

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カツオのカルパッチョ

久家雅子の簡単クッキング

カツオのカルパッチョの写真

材料(4人分)

  • カツオ(刺身)…4人分
  • 市販のごまドレッシング…大2
  • レタス…適量
  • マスタード…大 1
  • ニンジン…20g
  • 醤油…大 1/2
  • カイワレ…1パック

作り方

  1.  カツオを刺身よりも薄くスライスする。
  2.  ニンジンを千切りにする。
  3.  カルパッチョのソースを作る。
  4.  レタスをちぎって、1のカツオを乗せ、カイワレ、ニンジンを彩りよくのせたら3のソースをかける。

サンマのピリ辛チンジャオロースー風

久家雅子の簡単クッキング

さんまのピリ辛チンジャオロースー風の写真

材料(4人分)

  • サンマ…2匹
  • 豆板醤…小 1(醤油 大2、酒 大1)
  • 醤油…大 1
  • たけのこ…150g
  • 砂糖…小 1
  • ピーマン…3個
  • 酒…大 1
  • 生姜…20g
  • 片栗粉…適量
  • サラダ油…適量

作り方

  1.  サンマを三枚に下ろし、半身を4等分に切り、下味を付けておく。
  2.  たけのこ、ピーマンを乱切りにし、生姜を千切りにする。
  3.  1のサンマに片栗粉をまぶし、フライパンに大目の油をひいて、焼くように揚げる。
  4.  フライパンに油を少々入れ、生姜を炒めたら豆板醤を入れ、2の野菜を炒める。
  5.  4に3のサンマを入れ、酒、醤油、砂糖を合わせた調味液を入れ、全体に絡める。

市場の役割

 野菜・果実・魚・花などの生鮮食料品などは、私たちの生活に欠かすことのできないものです。これらは長期にわたる保存が難しく、天候によって取扱量が大きく影響を受けることから、値段が変わりやすいなどの特殊な性質を持っています。
 このような生鮮食料品などを安定的に、皆さんの家庭に提供する役割を果たすため、国の指導のもとに福島市が開設し、一般社団法人福島市公設地方卸売市場協会が指定管理者として運営管理をしています。

市場の機構

市場の仕組みの図

開設者

福島市(市長 木幡 浩)

卸売業者

全国各地から品物を集荷して、仲卸業者が売買参加者にせり売りや、相対取引などで販売しています。

仲卸売業者

卸業者が買い受けた品物を、細かい単位に分けて売買参加者や、買出人に販売しています。

売買参加者

卸売業者や仲卸業者から買い受けて、販売などをしているスーパーなどの小売商や加工業者です。

買出人

仲卸業者から買い受けて、販売などをしている小売商や加工者です。

関連事業者

市場を利用する人々の利便を図るための銀行や飲食店などです。

市場概要

概要

市場施設の写真

開設者
福島市(市長 木幡 浩)
所在地
〒960-0113 福島県福島市北矢野目字樋越1番地
開場時間
午前0時から午後12時
敷地面積
11万2千平方メートル(県営あづま球場約4個分)
建物延面積
43,875平方メートル
取扱品目
青果部、水産物部、花き部
業務開始年月日
【青果・水産物部】1972年11月1日 【花き部】2003年4月14日

地図

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業者数

卸売業者数

青果部1社、水産物部1社、花き部1社

仲卸業者数

青果部11社、水産物部3社、花き部2社

関連事業者数

関連事業者16社

主要施設

建物名 主な施設 構造 面積
青果棟 卸売場、仲卸売場 鉄筋コンクリート造2階建 16,361平方メートル
水産棟 卸売場、仲卸売場 鉄筋コンクリート造2階建 7,838平方メートル
花き棟 卸売場、仲卸売場 鉄骨造平屋建 1,768平方メートル
管理棟 事務所 鉄筋コンクリート造2階建 1,030平方メートル

安全・安心・新鮮-風評被害に負けない!-

 当市場で取扱いをしている青果部・水産部の生鮮食品等は、国の基準に基づく安全が確認されたものだけです。

 福島県では、福島県内において産出された食品について、国が摂取や出荷の自粛を要請している食品の情報を提供しています。正確な数値を確認ください。

 

 >>モニタリング検査結果【詳細】(ふくしま復興ステーション 復興情報ポータルサイト)
福島県産の農林水産物を応援する情報を発信しています。

 

>>ふくしま新発売。(外部リンク)